Person

人について

Cross talk 02

多国籍座談会

2016年入社。ベトナム出身。ホテル事業部 ホテル事業3課。ベトナムの大学で、旅行と文化を学ぶ中で日本に興味を持つ。現在は、オリックス・ファシリティーズが客室清掃を受託する宿泊施設にて、通訳、責任者業務、現場作業を担当する。

2019年入社。韓国出身。もともと日本に興味があり、大学では日本語を専攻。日本への理解が深まる中で、日本語を使って仕事をしてみたいと考えるようになる。現在は、設備フロントとして現場実習を行いながら、来春からのフロント着任を目指している。

2019年入社。韓国出身。大学では建築学科に所属していた。韓国でも日本でも人口が減少トレンドにある中、新築よりは、ビルメンテナンスや大規模修繕がより必要になると感じ、ビル管理業界を志す。日本語は、ほぼ独学で学んだ。

2017年入社。中国出身。アジアでトップクラスのデザインやアート、街並みを創り出す日本の文化に興味を覚える。それに加え、日本語の美しさに惹かれて、大学で日本語を学んだことが、日本に来たきっかけとなった。現在はフロント担当だが、担当物件の業務を理解するため、宿泊施設の客室清掃の責任者として活躍中。

Chapter.01
皆さんの入社動機を
教えてください。
グエン
2014年に日本に渡り、日本語学校に通いながら、飲食店やホテルでアルバイトをしていました。実は、そのアルバイト先の一つがオリックス・ファシリティーズだったんです。紹介会社の方から、努力次第で社員として働ける会社があるということで紹介していただきました。2017年からは契約社員として働いています。
アン
私は、2019年の3月に日本に来ました。韓国の大学で日本語を学んでおり、日本で働くための就職活動を行っていました。日本の企業が多く集まる合同説明会が韓国で開催されていたことは、ありがたかったですね。そこで、オリックス・ファシリティーズに出会いました。その場で面接を受けたのですが、担当者の方は私の性格や特長を見ながらしっかりと向き合ってくれ、「あなたなら、この仕事で活躍ができますよ」と丁寧に導いてくださったんです。一人ひとりをきちんと見てくれる会社だと実感し、ここで頑張りたいと決意しました。
私も、当社との出会いはアンさんと同じですね。大学では建築を勉強していたので、もちろん建築方面の仕事をしたいと考えていました。しかしながら、韓国も日本も人口が減少していく中で、今後は新築よりも維持管理が大切になってくるということを感じていたんです。そこで、日本が好きだったことに加え、維持管理と建築、どちらにも携わっていける当社への入社を決めました。やりたいことの両方があるオリックス・ファシリティーズとの出会いは、私にとっては、まるでプレゼントのようでした。
それは、素敵な出会いをしましたね。私は、もともと日本に興味があったため、大学で日本語を学び、卒業後に日本に渡って、高級眼鏡店の販売スタッフとして働いていました。ですが、もっと自分自身を高めていきたいと思い、まったく違う業種にチャレンジしたいと思い立ったんですね。そして、転職活動をする中で当社に出会い、会社説明会や面接を通して、どんな人にもチャンスを与えてくれる環境があると感じられたので、入社を決意しました。
グエン
アンさんも徐さんも、もともと日本に興味があり、学校で日本語を学んでいたんですね。でも、建築学科だった姜さんは、どうやって日本語を勉強したのですか。
日本のバンドが好きになったことがきっかけです。そこからは、独学で勉強しました。ほとんど趣味の世界ですね。本格的な勉強といえば、「日本語能力試験」のための漢字の勉強くらいでしょうか。この試験に合格すれば、履歴書に記載できますから。でも、やはり実際に現場に出ると難しいと思うことはありますよ。建築用語には英語を使うことも多いのですが、韓国と日本では、英語の発音が違うんです。日本語英語というのでしょうか。
そうですよね。私も初めは戸惑いましたね。例えば、「クリスマス」という単語も、日本語英語だと聞き取りが難しかったりしますよね。そこを今後も勉強していかなければならないのは、皆さん同じですね。

Chapter.02
現在のお仕事内容、やりがい、
難しさを教えてください。
グエン
私は現在、2つのホテルの清掃業務を担当しています。いわゆる、お客様にお部屋を気持ちよく使っていただくための「メイキング」と呼ばれる仕事ですね。その中で、新人の方が入ってくればメイキングの方法を教えたり、清掃指示書を作成して現場のスタッフに注意事項を伝えたり、現場責任者としての管理業務を行っています。皆できれいに清掃をして、お客様から「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時が一番うれしいですね。
お客様から掛けていただける言葉は、やはりうれしいですよね。私は、本来フロント業務担当なのですが、現在は現場の仕事を知るために、グエンさんと同じ責任者として清掃業務に携わっています。その中で、現場の定例会でマネージャーから「今月は、クレームが減った」という報告を受けた時はうれしいですね。自分たちの仕事が、成果として表れているということですから。ただ、30人ほどいるスタッフは年齢層もさまざまで、中には私より年上の方もいます。そんな方々とのコミュニケーションは、いまだに難しさを感じますね。
グエン
そうですね。コミュニケーションは大事ですが、難しいと感じます。私は、スタッフには積極的に話し掛けるようにしていますね。やはり、経験を積むことが一番だと思いますので。では、アンさんと姜さんは、どんなお仕事をされているんですか。
アン
私は、フロントとして入社しましたが、現在はまだ研修中なので、先輩からいろいろなことを教わりながら仕事をしています。主な仕事内容は、担当するビルの設備における日常点検や定期点検、図面作成、見積書作成などです。点検では、電気や水回りを確認したりするのですが、設備関係には専門用語が多く、苦戦することも。一方で、お客様や協力会社の方とコミュニケーションを図りながら仕事ができることには、とても楽しさを感じています。かかわりを持つさまざまな人と良好な関係を構築していくことが、フロント業務の醍醐味なのではないでしょうか。
私の場合、研修期間は終わっているのですが、まだまだOJTを通して知識を蓄えている期間です。現在は東日本CM部に所属しており、テナント様の入退去に伴う施工管理を担当しています。先輩の打ち合わせに同行しながら、さまざまなことを学んでいますね。現場や見積書を確認したり、図面が間違っていればCADを使って修正をしたり。
グエン
やはりずいぶんと専門的なことをなさっているんですね。その中でのやりがいは、どんなところにあるんですか。
電気、空調、水回りなど、いわゆる設備の施工管理をするのですが、設備は外装や内装に比べて、あまり目立つことはありません。しかしながら、設備がなければ不便です。そんな、「陰ながら人々の活動を支えることができている」ということを、仕事を通して実感できることが一番のやりがいですね。

Chapter.03
それぞれの職場の雰囲気を
教えてください。
現場ではあまり冗談を言うような余裕はないですが、できるだけ和やかな雰囲気をつくれるように努力しています。また、上司や先輩は、本当に優しい方が多いですね。キャリアに関係なく冗談を言い合えるほどフレンドリーです。これは当社全体に通じる雰囲気だと思っているのですが、東日本CM部はどういう感じなのでしょうか。
そうですね、上司や先輩は常に忙しくされてはいますが、どなたでも声を掛ければ親切かつ丁寧に教えてくださいます。私は重たい空気が好きではないので、自分からジョークを言ったり、積極的に話し掛けることを心掛けていますが、職場の雰囲気が明るくなったとしても、先輩たちが忙しいことは変わりありませんから、仕事面でも早く一人前になって、もっと活躍できるようになりたいと思っています。
アン
優しい人が多いと感じるのは、私も同じですね。上司からは「困ったことがあったら、何でも遠慮なく相談して」と言われています。本当にたくさん相談してしまうのですが、どんなことでも、すべてに対してきちんと答えてくださいますね。
グエン
仕事は忙しいほうがいいですよね。ホテルの場合は、それだけお客様が来てくださっているということですから。そういった時ほど、全員で楽しく仕事ができたらいいなと思っています。例えば、スタッフがミスをしてしまった場合であっても、頭ごなしに注意をするのではなく、私たちの先輩を見習ってしっかりとフォローをしてあげる、そういった意識が大切だと思いますね。
アン
やはり、「優しい」という雰囲気は、どこの部署でも共通なのですね。
皆さん福利厚生についてはどのように感じていますか。私は、家賃補助が一番助かっています。海外出身の私たちにとって、東京で働くということは生活費もそれなりにかかり、住居への補助があることで、一つ心配事がなくなりますよね。
私は、交通費の支給がありがたいですね。韓国に比べると、日本は交通費が2.5倍ほど高いイメージです。家賃補助も同じですが、そういった金銭面での福利厚生は本当に助かりますね。徐さんは、いかがですか。
休日がしっかり取れるところですね。私が入社を決めたポイントでもあります。連休や夏休みがきちんと取れるので、疲れがたまってしまうこともありません。また、欲を言えば、当社が運営に携わるホテルの宿泊費が割引になるような制度があるとうれしいですね。連休には、家族や友人とともに旅行にも行きたいですし、その時は、せっかくなので当社が運営に携わるホテルに招待したいです(笑)。
グエン
いいですね。また、私たちのように海外が故郷の社員には「帰国休暇制度」なるものがあれば、もっと良いかもしれませんね。

Chapter.04
最後に、今後の目標を
教えてください。
グエン
私は、まだ契約社員として働いていますので、正社員になってフロントの仕事に携わることを目標にしています。そのためには、日本語レベルをもっと上げていかなければならないので、これからもさまざまな人とのコミュニケーションを重ねながら、実践的に学んでいきたいと考えています。また、上司とともにいろいろな現場に出向き経験を積むことで、フロントとしての業務知識を深め、できることを増やしていきたいです。
アン
私は、新卒の外国人社員の方のお手本になりたいと考えています。もうすぐ研修が終わり、本格的にフロントの仕事を任されるようになるのですが、早く一人前にならなければ、その目標をかなえることは難しいでしょう。だからこそ、グエンさんと同じく、さまざまな現場で、多様な方々とコミュニケーションを図り、仕事に対する知識を深めていきたいです。
私もうかうかしていられませんね。私の場合、一番の目標は資格の取得です。現場で分からないことがあると、その場ですぐ確認し、理解を深めることが今は何よりも学びになっていますので、これからも積極的に現場で経験を積みたいと思っています。あとは、やはりグエンさんと同じく日本語ですね。日本の建築用語も徹底的に勉強していきたいです。せっかく、私がやりたいと思い描いていた、建築とビルの維持管理、その両方が経験できる当社に入社ができたのですから、楽しんで仕事を覚えていきたいですね。
今、私は勉強のために現場の責任者を経験していますが、まだ1つの現場しか仕切れていません。近い未来、2つ目の現場を仕切れるようになり、ホテルの細かい部分まで目が届くようになりたいと思います。そういった知見は、きっとフロント業務を担当する時にも役に立つはずですから。
グエン
皆さん、素晴らしい目標をお持ちですね。オリックス・ファシリティーズは、私たち外国人社員も個性を生かしながら、やりたい仕事ができる環境だと思います。もちろん努力は必要ですが、その努力を必ず見てくれている人がいることも、モチベーションが上がるポイントですよね。
アン
本当に職場の皆さんは優しいし、よく見てくださっていると感じます。これからも、そういった環境を生かし、お互いの目標を達成するために一緒に頑張っていきましょう。